漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
67歳 男性
一カ月前に発症し、続いています。
犬の散歩の後、寒い中で大工仕事をしてから寒気がとれなくなり、衣類を重ねると熱くなる。その暑さが尋常ではない熱さである。食事をすると大汗をかいてしまう。食欲はなくなり下痢をしている。病院も受診しましたが、辛かったので、奥さんが電話で相談に。
寒気と熱感、下痢で風邪の症状と複雑でした。
以上の状態を重点としてこの方の体質に合った漢方をお勧めし試して頂きました。
そうしましたら、飲んだ翌日、スーッと寒気とひどい熱感がとれ、
四日目の電話相談の時にはすっかり元気になり、 「体調がほとんどよくなった」とおっしゃいました。
しかしさらなる改善のために胃腸に働く漢方などは継続して頂いています。
発熱や咳もなく、受診もしているので新型肺炎を発症している可能性は低そうでしたが、このような体の状態のタイプの人は体調を整えておいたほうが良いのでは、と心配になり、それを考慮した漢方をいくつか組み合わせてお勧めしました。
よくなるか、心配しましたが、思いがけず早く体調がおちつき、ほっとしました。
国際中医相談員 薬剤師 植松光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7